エンジニアが転職や退職を考える理由

エンジニアが「転職したい」「辞めたい」と思う理由の代表的なものとして挙げられるのが、残業が多く自分の時間がないことや納期に追われることです。また、単純な作業でモチベーションが保てないこと、技術の進歩についていけないこと、自分に合わないなどもあるでしょう。こちらのサイト(http://se-aruarujiten.com)を見てみると、そのほかにもさまざまな理由があるようです。

例えば、インフラコンサルタントと呼ばれる通信系エンジニアは、システム開発を行う際に段階ごとに納期が設定され、常に時間に追われる作業を強いられる場合があります。もともとのスケジュールに余裕があるわけではないのに、急な仕様変更や想定外のバグなどでスケジュールがタイトになるのはよくあることです。

また、単純な作業の連続でやる気が出ない、技術の進歩についていくのが大変といった自分の能力と仕事内容のミスマッチも少なくありません。現在の職場環境が改善される可能性があるなら良いですが、改善される可能性が少ない場合は転職の検討もやむなしといったところです。

ただし、どのような理由であれ、現在の職場に後足で砂をかけるような辞め方は避けた方が良いでしょう。IT業界はさまざまなクライアントがいるように見えても、案外狭い業界です。転職後に以前辞めた企業の同僚や上司と出会うことも多々あります。辞める際に職場の不満や鬱憤をぶちまけたい気持ちもわかりますが、家庭の都合などの理由で退職するのが無難です。